ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産投資に挑戦するなら、取引所選びは非常に重要です。
初心者にはCoincheck、上級者にはbitFlyerが向いているとの評判がありますが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか?
この記事では、CoincheckとbitFlyerの特徴的なサービスや取り扱い暗号資産の種類、使い勝手などを徹底的に比較し、どちらが自分に合っているかを見極めるための鍵を探ってみます。
CoincheckとbitFlyerの比較
CoincheckとbitFlyerの特徴を表でまとめました。
Coincheck | bitFlyer | |
---|---|---|
取扱通貨数 | 19種類 | 21種類 |
取引手数料 | 販売所:無料 取引所:無料 | 販売所:無料 ※別途スプレッドがあります 取引所:約定数量 × 0.01 ~ 0.15% |
入金手数料 | 銀行振込:無料(振込手数料は顧客負担) コンビニ入金:3万円未満は770円、3万円以上30万円以下は1018円 クイック入金:3万円未満は770円、3万円以上50万円未満は1018円 | 銀行振込:無料(振込手数料は顧客負担) 住信SBIネット銀行からクイック入金:無料 住信SBIネット銀行以外からクイック入金:330円 |
出金手数料 | 407円 | 三井住友銀行への出金:3万円未満は220円、3万円以上は440円 三井住友銀行以外への出金:3万円未満は550円、3万円以上は770円 |
最低注文数量(BTC) | 販売所:0.001 BTC以上 かつ 500円(相当額)以上 取引所: 0.005 BTC以上 かつ 500円(相当額)以上 | 販売所:0.00000001BTC 取引所:0.001BTC |
レバレッジ取引 | なし | 2倍 |
関連サービス | Coincheck NFT(β版) Coincheckつみたて 貸暗号資産サービス Coincheckでんき Coincheckガス | bitFlyerかんたん積立 bitFlyer クレカ |
公式サイト |
より詳しく比較していきましょう!
取り扱い暗号資産の種類
CoincheckとbitFlyerの取り扱い暗号資産の種類はそれぞれ次の通りです。
取扱通貨 | Coincheck | bitFlyer |
---|---|---|
共通 | ビットコイン(BTC) リップル(XRP) イーサリアム(ETH) イーサリアムクラシック(ETC) リスク(LSK) ネム(XEM) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) ステラルーメン(XLM) ベーシックアテンショントークン(BAT) ポルカドット(DOT) | ビットコイン(BTC) リップル(XRP) イーサリアム(ETH) イーサリアムクラシック(ETC) リスク(LSK) ネム(XEM) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) ステラルーメン(XLM) ベーシックアテンショントークン(BAT) ポルカドット(DOT) |
アイオーエスティー(IOST) エンジンコイン (ENJ) オーエムジー(OMG) サンド(SAND) クアンタム(QTUM) | テゾス(XTZ) チェーンリンク(LINK) シンボル(XYM) ポリゴン(MATIC) メイカー(MKR) ジパングコイン(ZPG) フレア(FLR) シバイヌ(SHIB) パレットトークン(PLT) |
どちらも主要な暗号資産については取り扱っています。
それぞれの取引所でしか取引できない暗号資産もあるため、自分が取引したい暗号資産を扱っている方を選びましょう。
手数料
仮想通貨取引所を利用する上で重要なポイントの1つが、手数料です。
手数料が高いと、取引の利益が減少してしまうため、適切な取引所選びは非常に重要です。
販売所の手数料は、CoincheckもbitFlyerも無料です。
取引所の手数料は、Coincheckは無料ですが、bitFlyerは約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC)がかかります。
全体的に手数料の差は大きくありませんが、bitFlyerは取引所で手数料が発生するため、その点は注意が必要です。
セキュリティー
仮想通貨の取引は高額な取引があるため、セキュリティーは非常に大切です。
CoincheckもbitFlyerも、24時間体制で万全のセキュリティー体制を整えていますが、細かな違いは存在します。
Coincheck
- 二段階認証はSMSまたはGoogle Authenticatorが利用可能
- 顔認証によるログインも可能
- フィッシングサイト対策として、本物のcoincheckサイトと外部のサイトを識別するためのコード「coincheck ID」が発行される
bitFlyer
- ハードウェアウォレットによる冷凍保管も可能
- SSL/TLS通信による暗号化をはじめ、APIアクセス制限、アクセスログの記録、IP制限などのセキュリティ対策を採用
Coincheckは2018年1月に仮想通貨流出事件が発生し、その教訓を踏まえて改善を行っています。
それに対してbitFlyerは、現在のところ安全性に問題はありません。
しかし、どちらの取引所も全てのセキュリティリスクを排除できるわけではないため、定期的なパスワード変更や二段階認証の設定、疑わしいメールやサイトへの注意など、利用者自身もセキュリティ対策に努める必要があります。
CoincheckとbitFlyer、どっちがおすすめ?
ここまで比較した内容を踏まえて、CoincheckとbitFlyerがどんな人におすすめなのか紹介します。
Coincheckがおすすめな人
こんな考えの人におすすめ
- 手軽にビットコインを購入したい
- 投資初心者・仮想通貨を初めて購入する
- ビットコインの取引手数料が無料の取引所を使いたい
- NFTマーケットプレイスを利用したい
- 銀行からの自動引き落としに対応した積立サービスを使いたい
bitFlyerがおすすめな人
こんな考えの人におすすめ
- 短期取引でアクティブに資産を増やしたい
- ビットコイン取引を少額から始めたい
- ビットコインの取引量が多い取引所を使いたい
- セキュリティ面で定評のある取引所を使いたい
CoincheckとbitFlyerの比較まとめ
ここまでCoincheck、bitFlyerの取り扱い暗号資産の種類、手数料、セキュリティを比較してきました。
どちらも安全性の高い会社であるため、初心者の方でも気軽のお金を預けられますね。
口座開設や口座の維持費用にかかるお金は一切発生しないので、一度使ってみてから判断してもいいですね。
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